骨董品の買取を佐賀県唐津市で|知っておきたい査定基準や相場など
品を売却する際に、その骨董品の価値がわかっていなければ、本来の買取相場よりもずいぶんと安く見積もられてしまうことも。そこで今回は骨董品の買取についてまとめてみました。
・骨董品の種類にどんなものがあるのか
・査定の基準はどうなっているのか
などもまとめているので参考にしてみてください。
骨董品の定義は?どんな種類がある?
まずは基本的な知識から確認していきましょう。そもそも骨董品とは何か、骨董品の買取で取り扱われる種類にはどんなものがあるのかという2つのポイントをまとめていきます。
骨董品とは?
日本の骨董品に関しては、どの年代に作られたものか、何年経過したものかなどの決まりがありません。
だいたい数十年前に作られたものも骨董品として扱われています。ただし、海外からアンティークとして輸入されてきたものに関しては、100年以上前に作られたものという定義があることが多いです。共通して言えるのは
骨董品は中古品と違い希少価値があるもの
だということです。
生産数が少なかった上に何十年、何百年も人に愛されてきたという希少性が骨董品の最大の魅力でしょう。
どんな種類がある?
骨董品と呼ばれているものには、
・絵画や掛け軸などの美術品
・茶道具
・陶磁器
・ちゃぶ台などの家具
・装飾品
・着物などの衣類
・ブリキなどのおもちゃ
などがあります。ジャンルが幅広いので混乱するかもしれませんが、古いもので希少性がある品が骨董品と考えていいでしょう。
骨董品の買取はどんなものでもOK?
店舗によって買取に対応している骨董品は違います。
しかし、どの店でも共通で買取NGとなっているものもあるのです。そんな買取不可の骨董品がどんなものなのか特徴を見ていきましょう。
また、骨董品かどうか自分で判断できないものについて、どう対処したらいいのかもまとめています。
買取できないものは?
一般的に買取不可となっているのは以下のようなものです。
・破損が酷いもの
・汚れや臭いが酷いもの
・贋作、偽物
・盗難品
・法令によって売買が禁止、制限されているもの
法令というのは、所持をするのに許可が必要な刀類などに関するものです。
売る際は買取対象になっているかチェックしておくと、断られることがなく無駄がないでしょう。
また、当たり前のことですが盗難品や偽物は売れません。特に盗んだものは売って見つかると逮捕に至ることも。偽物は本物と偽って売ってしまうと詐欺罪にあたることがあります。骨董品は鑑定が難しいので、売る方も買う方も慎重に行動しなくてはいけないのです。
骨董品かわからないものは処分すればいい?
「これはボロボロだしゴミに違いない」と捨てたものが、実はコレクターの中では需要がある貴重なお宝だったということも考えられます。
もう使えないだろうと思われる古いおもちゃや陶器、壺などにも価値があるかもしれないのです。
傷がついていたり、破損していたりしても価値があるものもたくさんあります。処分する前に専門家に見てもらうことをおすすめします。
骨董品を高値で買い取ってもらうコツは?
買取してくれるところには、
・骨董品を取り扱う買取業者
・リサイクルショップ
・不用品回収業者
などがあります。その他にもネットオークションやフリマサイトなどを利用して売るという方法もありますが、骨董品を取り扱う買取業者に買い取ってもらうのが一番高値で売ることができるでしょう。
そこで、買取業者により高値で買い取ってもらうコツをご紹介します。
・できるだけキレイにしておく
・付属品や箱などは揃えて査定してもらう
キレイにするというのはピカピカの状態にすることではありません。ホコリを掃い、柔らかい布で優しく拭いて取れる汚れをキレイにする程度で構いません。強く磨いたり、自分で修復したりしようとすると壊れてしまうことがあるため注意してください。
骨董品が保管されていた箱や説明書などはそのまま一緒に査定してもらいます。
特にあるといいのが鑑定書
です。鑑定する際にその骨董品が本物であるのかどうか確認するためにチェックするので、できれば揃えておきましょう。
査定基準は?
骨董品を査定する際、どんな基準で買取金額が決まるのでしょうか?ポイントをいくつかまとめてみましたので参考にしてみてください。
・どんな種類の骨董品なのか
・作家は誰か
・どういう技法で作られたか
・いつ作れらたものか
・骨董品買取業界での相場
このような点を調べることでその骨董品の価値を見極めることができます。人気の作家の作品であったり、珍しいものだったりすると高価買取の対象になるでしょう。
さらに、傷や破損の状態も査定のポイントの1つです。ただし、必ずしもすべての傷や破損、汚れなどがマイナスポイントとなるわけではありません。経年劣化などで傷ができているものなどは味があると言われることもあるため、まずは鑑定してもらうといいでしょう。
人気の骨董品には何がある?
骨董品の中でも特に買取されるものには、
・食器
・絵画
・掛け軸
・茶道具
があります。そこで、ここからはそれぞれの買取についてご紹介していくとしましょう。・どんなものが買い取られやすいのか、査定基準はあるのか、より高値で買い取ってもらうにはどうしたらいいのかをまとめています。
食器の買取はどうなっている?
食器はどの家庭にもあるものです。
先祖代々受け継がれているお皿などはありませんか?また、遺品整理で食器を査定してもらったら骨董品だったということもあります。身近な存在である食器が骨董品だった場合、どのように買い取られるのか見てみましょう。
使用済みやノーブランドの食器でもOK?
結論から言うと、使用済みの食器は買取不可としていることが多いです。
ただし、それは通常の食器の場合で、骨董品としての価値があるものは、欠けていたり傷があったりしても買い取ってもらえることがあります。それは、コレクターの中ではその存在自体が大変貴重なものとして扱われるからです。
ノーブランドの食器でも、最近作られたものであれば使用済みは不可となるでしょう。古い食器で有名なものだと使用済みでもOKとする場合があります。使用済みやノーブランドの食器を買取対象としているか、査定してもらうお店に問い合わせておくのがおすすめです。
査定基準は?
通常の食器であれば新品が求められるのですが、骨董品の場合は金や銀などの貴金属でできたものかどうかを見られます。また、人気が高いものやブランドのもの、有名な作家が作った食器などであるかで査定額は左右されるでしょう。
さらに、1つの食器を査定してもらうより、たくさんの食器をまとめて査定してもらう方がセットとして売れることもあります。
高値で買い取ってもらうコツは?
最初から売る予定であれば箱も取って置き、丁寧に保管するでしょう。箱やケースごと査定してもらえば、食器単体よりも高値で売れます。しかし、そうでない場合は箱がないことがほとんどです。もともとその食器が入っていた箱でないと値がつかないこともありますが、食器自体の価値は変わりません。
絵画の買取はどうなっている?
有名な画家が描いた絵画であれば桁違いの金額で取引されるのはご存知でしょう。しかし、他の査定基準をクリアしているだけでも高額で買取となることもあるのです。
買取相場は?
絵画の買取相場はネットではまずわかりません。
とっても有名な絵画でも、実際に査定してみなければ保存状態や本物か贋作かの違いがわからないため、買取相場はアテにならないことが多いです。買取相場がどれほどか知りたい人は、複数人の鑑定士に見てもらうなどして買取価格を比較しましょう。買取価格の平均を出せばだいたいの相場がわかるはずです。
査定基準は?
買取価格を決めるため、どんな査定基準が設けられているのでしょうか。
・作家は誰か
・いつ描かれたものか
・どんな絵画か
・サイズはどれくらいか
・需要はどのくらいあるのか
・保存状態はどうか
・鑑定書はあるか
主にこのような点を見られます。サインの有無をチェックしたり、描写の仕方などがその作家のものと一致するのか見たりして本物かを鑑定していきます。
しかし、有名な作家の絵画でなくてもコレクターの中では人気が高い作家のものという可能性があります。また、同じ作家が描いたものでも年代が違えば価格も大きく変わることも。
絵画は種類があり、以下のどれに当てはまるかも査定基準となります。
・日本画
・洋画
・中国絵画
・現代アート
・具体絵画
・インテリアアート
・水彩画
・リトグラフ
・版画
・油絵
それぞれの絵画でもより大きいものが高値で売れると言われています。
号数などがわかればメモしておきましょう。さらに傷や汚れ、日焼けや黄ばみなどがないかなど細かくチェックされ、
状態が良ければ良いほど高値
になっていきます。鑑定書があればなお良いです。
高値で買い取ってもらうコツは?
まずは運びにくい、運べないと判断したら出張買取してもらう、まとめ売りできるなら一度に査定してもらうのがおすすめです。
絵画は大きいサイズのものが多く、自分で運ぶのが難しいケースも珍しくありません。無理に運ぼうとして落としたりぶつけたりして傷をつけてしまえば、その絵画の価値は一気に下落します。そのため、もし上手に運ぶ自信がないのであれば、
自宅まで来てもらう出張買取を選択
するといいでしょう。
さらに、一点のみの買取よりも数点まとめての買取の方が高く売れることがあります。この2つのポイントを押さえておけば予想よりも高値で売ることも可能です。
掛け軸の買取はどうなっている?
和室に掛け軸を飾っているというお家やお店がまだまだ多いですが、中には新居に和室がないため売りたいなどと考えている人もいるでしょう。掛け軸は日本古来の芸術作品の1つで、書と絵画の2つの種類に分かれています。
買取相場は?
掛け軸の相場は作家の人気や知名度、そして保存状態で変動します。常に人気がある作家のものであればどのタイミングで売っても高値で買い取ってもらえますが、買取価格は時価となっていて、売るタイミングで需要があればいくらでも高くなると考えていいでしょう。
無名の作家や、そこまで需要がない作品などはいつ売っても数千円程度でしか売れないということも。
有名な作品だと判断できない人がほとんどですので、まずは鑑定してもらい、誰の何という作品なのか、どのくらいの価値があるのかを調べましょう。そのためには複数の買取業者、鑑定士に見てもらうことが非常に大切です。
査定基準は?
早速掛け軸ならではの査定基準を見てみましょう。
・表装の修復がされていないか
・シワや汚れ、シミなどがないか
・付属品は揃っているか
掛け軸には、一文字、軸棒、紐などの付属品があり、すべてそろっているかも査定基準となっています。湿気を避けるために桐箱に保管するのが鉄則ですが、そういった保存状態はどうだったのかも当然見られるでしょう。
また、掛け軸には表装がありますが、もし傷がついていたり剥がれていたりしても修復はしてはいけません。表装がどうであるかでその掛け軸がいつのものなのか、どのくらいの価値があるものなのかを判断するため、修復すると鑑定が難しくなるためです。
さらに、軸先や表木、尺などで中国の掛け軸かどうか調べることができます。
高値で買い取ってもらうコツは?
先ほど書いた通り、
・桐箱での保管
・付属品の有無
という点がしっかりできていれば高値がつきやすくなります。さらに、防虫のために手入れされていたり、定期的に虫干しされていたりすると保存状態がいいため高評価を得られます。
茶道具の買取はどうなっている?
茶道を習うなどして道具を集める人はもちろん、日常で茶道具を使う人も多いです。高価な茶道具にこだわっていれば、
高値で買い取ってもらうことも可能
でしょう。
茶道具には種類があり、それぞれ役目が違います。そこで、茶道具の種類に触れながら、どのように買取査定されるのかまとめてみました。
茶道具の種類には何がある?
茶道具には大きく分けて、
・お茶を点てるための点前道具
・床の間を飾る装飾道具
・懐石に使われる懐石道具
・待合などで使われる待合道具
・お勝手で使われる水屋道具
の5種類があります。
それぞれにはどんな道具があるのか代表的なものをご紹介します。
点前道具 | 茶碗、茶入、釜、水指、茶筅 |
装飾道具 | 掛物、香炉、花入 |
懐石道具 | 膳、椀、飯器、酒器 |
待合道具 | 煙草盆、円座 |
水屋道具 | 茶巾盥、茶掃箱 |
たくさんの種類があるため、茶道具かわからないものもまとめて査定してもらうといいでしょう。
買取相場は?
相場は一概にいくらとは言えません。なぜなら茶道具は作家や流派によって価値が大きく変わるからです。また、場合によっては時価となるものもあります。
覚えておきたいのは、茶道具は他の物より比較的高値で売れやすいということです。実用的で日常生活でも使用することができるため、需要があるという点からも買取しやすいと考えられます。
査定基準は?
・作家は誰か
・需要があるか
・箱に保管されているか
・お稽古ものかお茶会用のものか
有名な作家の作品かどうか、需要があるかを見るのはもちろん、茶道具が何に使われるものかも査定の対象となります。お稽古ものと呼ばれる、練習用の茶道具よりお茶会用の物の方が骨董品としての価値が高いです。
また、茶道具をしまう箱には作家名や流派が記されているため、専用の箱がセットになっているかが重要となります。
高値で買い取ってもらうコツは?
保存用の箱、そして必要な茶道具が一式揃っているかが高値になるポイントになっています。箱が重要だということは前述したとおりです。
それに加えて、一式揃っているかどうかも重要なポイントの1つと言われています。なぜなら、茶道具では単品で使うのではなくいくつかの小道具が揃った状態でないといけないものが多いからです。1つでも欠けているとマイナス査定となる可能性があるので、1つ1つの価値はもちろん、一式としての価値も見極めてもらう必要があります。
買取方法ってどんな方法なの??
こうして買い取りしてもらう時に気になるのが、実際に買い取りしてもらう時の方法です。ご紹介している買取サイトが、どんな買取方法に対応しているのかをお話ししておきます。
日本全国、それこそ北は北海道から南は九州・沖縄まで、ご自宅に居ながら出張査定をさせることができます。
自宅に出張買取してもらうメリットといえば、
荷造りなどのわずらわしさがない
ということ。
たとえばブランド品や骨董品などを宅配買取してもらう場合には、発送にかかる梱包の手間や送り状の記入、高額商品の場合には輸送保険の加入など、面倒な作業や費用も付随してきます。
そんな面倒を省いたのが出張査定。もちろん無料で利用できて、万一査定後に納得できなくて売らなくなっても問題なし。
10人に7人の方がこの無料出張査定を利用されていて、女性の方は女性査定員を指名することができます。これで押し売りならぬ、押し買い対策もバッチリですね。
普段仕事で家に居ない、できれば自宅には来ないで欲しいという方には宅配による査定がおすすめ。
先述の通り、発送時の面倒な梱包作業があっても宅配でやり取りしたいと思われている方に、しっかりこうしたやり方も選択できるのがありがたいですね。
もちろん出張査定同様、買取額に納得がいかなければ遠慮なく断っても問題なし。時間帯を合わせにくい方にはおすすめのサービスですね。
たとえば、家族に内緒で買取や査定をお願いしたい場合、自宅査定がラクだとはいえ、ちょっと来られると困っちゃうってこと、ありますよね??
また、宅配で査定してもらうにしても、出したまでは良かったけど、万一納得いかずキャンセルして返送してもらった場合など、受け取り時に家族に知られたくない場合などは、こちらの持ち込み買取が便利です。
こうしてさまざまな買取方法に対応してくれているのがこの買取プレミアムなんですね。